カゼインは牛乳や母乳に含まれるたんぱく質です。
このうち牛乳に含まれるα‐カゼインやβ‐カゼインは分解されにくいものがあるため、未消化のまま腸に入ると腸粘膜を傷つけ、炎症を引き起こします(リーキーガット症候群)。
カゼインは胃酸と反応し、鉄分の吸収を阻害します。
また、日本人は乳製品に含まれる乳糖を分解する酵素が体内で作られず、
乳糖不耐症を持っている人が多いと言われています。
乳製品はカルシウムが多いため、Ca(カルシウム)/Mg(マグネシウム)比が
11:1と悪く(理想は1:1)、余分なカルシウムが細胞や血管に入り込むことで様々な弊害が起こりやすくなります。
【カゼインが含まれる食品の例】
牛乳、ヨーグルト、カスタードクリーム、生クリーム、アイスクリーム、チーズ、
ホワイトシチュー、ホワイトソース、乳酸菌飲料など
※バターは主成分が脂肪なのでカゼインや乳糖はほとんど含みません。
【おすすめの代替品】
ギー、山羊ミルク、豆乳、ココナッツミルク、アーモンドミルク、オーツミルクなど
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