- カフェインはエネルギーの前借り
カフェインは副腎を刺激して、コルチゾールやアドレナリンを分泌させます。
これらのホルモンの作用によって活力が湧きますが、その作用は一時的なので、またカフェインが欲しくなるという悪循環に陥ります。
飲めば飲むほどコルチゾールを無駄に分泌させてしまうので、コルチゾールが不足して低血糖が頻発し、夜間低血糖を助長させます。
女性では、コーヒーを飲む量が多いほど卵子の残数が少ないことが報告されています。
- カフェインは少しずつ減らす
カフェインが切れると、とたんにひどい疲れや頭痛などの不調が現れたりします。
低血糖の人は、急にカフェインをやめると症状が悪化することがあります。
徐々に飲む頻度を減らしたり、デカフェなどカフェイン量が少ないものにシフトしていきましょう。
【カフェインフリーの飲み物】
麦茶、はと麦茶、そば茶、ごぼう茶、黒豆茶、杜仲茶、タンポポコーヒー、どくだみ茶、甜茶
ルイボスティー、カモミールティー、ローズヒップティー、レモングラスなどのハーブティー
- エナジードリンクには要注意
エナジードリンクは、カフェインに加えて大量の砂糖が含まれているため、飲むとエネルギーがブーストされますが、作用が切れるとエネルギー切れを起こします。
加えて、砂糖を代謝するためにビタミンB1が消耗してしまいます。
カフェインを過剰摂取している人は、「どうしてそんなにカフェインが必要なのか?」ということを考えてみてください。
その根本原因は副腎疲労ですので、副腎疲労の治療をすることが重要です。
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