グルテンとは小麦をこねると作られるたんぱく質の一種です。
小麦に含まれるグルテニンとグリアジンというたんぱく質が繋がることで、
もちもちした粘弾性のたんぱく質へと変化します。
うどんのコシや、パンのもちもちした食感はグルテンの働きによるものです。
小麦製品に含まれるアミロペクチンAという糖質は、血糖値を急上昇させ、
血糖値の乱高下を引き起こします。
グリアジンは小腸の壁の結合を壊す作用があるため、腸に穴が空く
「リーキーガット症候群」という炎症を引き起こすことがあります。
また、小麦のたんぱく質が未消化のまま吸収されると、
脳に対しモルヒネ様の作用が生まれ、中毒性が出ます。
まずはグルテン含有量の多い食品を控え、主食をごはんにすることから始めましょう。
※ただし、セリアック病の人は完全なグルテン除去食が必要です。
【グルテンが含まれる食品の例】
パン、ラーメン、ピザ、パスタ、餃子の皮、お麩、素麺、うどん、お好み焼き、
マカロニ、カステラ、スポンジケーキ、天ぷら、クッキーなど
※揚げ物やハンバーグのつなぎ、ホワイトソースにも小麦やパン粉が使われる
薄力粉、中力粉、強力粉の順にグルテン含有量が多い
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